日本通運は3月4・5日、山形県飯豊町の「日通の森」で冬の森林育成活動を実施した。
初日は、森林インストラクターの案内のもと、2mを超える積雪の上を、かんじきを装着して散策した。
また、メイプルシロップの原料となるイタヤカエデの木から樹液を採取する体験や、椎茸のほだ木づくりを通じて、厳しい冬の間にも森の豊かな恵みに触れることが出来た。
夜は、飯豊町の小正月の伝統行事「さいぞう笑い」で地域の人々と交流、福を呼び込む独特の掛け声「ヤハハエロ」と叫んで、無病息災を祈った。
二日目は、炭焼き体験と雪遊びに分かれて活動した。飯豊町でもわずかとなった炭焼き小屋で、数日前から準備して焼きあがった炭を1600℃にもなる窯から取り出す作業を体験したり、雪掘り競争や雪の巨大すべり台などで豪雪地帯の雪を満喫した。
同社では、今後も森林育成活動をはじめとした社会貢献活動を通じて、企業の社会的責任を果たしていくとしている。
NXHD/山形県飯豊町「NXグループの森」で33回目の森林育成活動