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ファンケル/顧客への配達、「置き場所指定お届け」強化

2017年04月06日/SCM・経営

ファンケルは4月6日、顧客が商品を受け取る際の「不便さ」を解消し、配送を効率化する「置き場所指定お届け」サービスの取り組みを強化していくと発表した。

「置き場所指定お届け」とは、不在時などに届け先の顧客が指定した場所(例 :ガスメーターボックス、自転車のカゴなど)に商品を届けるサービスで、1997年にサービスを開始して以降、他社に例のない当社独自のサービスとして、顧客から好評を得ている。不在時や応対が難しい時に商品を受け取れる利便性に加え、配送回数削減による環境負荷を減らす効果もある。

一度置き場所を登録すると毎回、同じ場所への届けとなり、いつでも受け取りができるため、日付や時間帯などの配送指定をする必要がない。

仮に商品が紛失した場合でも改めて商品を送付する体制を取っており、他社に例のない独自のお届けサービスとなっている。

同社では、通販荷物の増加やドライバー不足などで社会問題となっている配送会社の労働環境の改善などにも寄与することを目的に、5月からホームページ上に利用案内ページを開設し、電話での注文受け付け時には顧客に知らせるなど告知を強化する。

ショッピングサイト「ファンケルオンライン」内に利用案内ページを開設し(5月1日オープン予定)、「置き場所指定お届け」の内容や利便性を詳しく説明するほか、電話受注やネット注文の際に、サービスを告知する取り組みを行う。SNSなどでの紹介もあわせて行っていく。

なお、ファンケルはこのサービスの利用者を増やすことで配送効率の向上を図っていく。

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