中日本高速道路(NEXCO中日本))は7月14日、物流業の運転手等の労働環境改善を図るため、東名高速道路及び新東名高速道路の休憩施設で特に深夜帯を中心に顕在化している、大型車ます不足の解消に向けた3つの対策を実施すると発表した。
<既存休憩施設における駐車ますの拡充とSA・PA の今後の新設予定>
3つの対策の概要は、「駐車箇所利用平準化」、「長時間駐車の抑制」、「駐車容量の確保」。
駐車箇所利用平準化では、フリーフローアンテナ等情報収集設備を活用した、きめ細やかな車種別の満空情報を提供し、駐車箇所の利用平準化を図る。
長時間駐車の抑制では、長時間駐車の抑制や小型車ますやランプ部への駐車に関する注意喚起等について広報・啓発キャンペーンを行う。
駐車容量の確保では、遊休地である旧豊橋本線料金所跡地に駐車場を新設する。また、確実な駐車ますの確保を目的とした、駐車場予約システムの導入を検討していく。
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