アルフレッサは7月17日、静岡県藤枝市に建設する「静岡物流センター(仮称)」を7月8日に着工したと発表した。
新物流センターは、国道1号線や東名・新東名高速道路から至近の立地で、土地、建物、設備などに総額135億円を投じる計画。
敷地1万5000m2に4階建て延床面積2万6000m2の建屋を建設中で、2021年5月の稼働開始を予定している。
最大2万5000品目の医療用医薬品を保管し、静岡県における物流の中核拠点として県内全域をカバーするほか、岡崎市など愛知県内の一部地域への配送にも対応する。
アルフレッサグループの物流拠点で初のロボット導入を計画しており、パレット自動倉庫にアーム型のピッキングロボットを採用し、高負荷作業の削減を図る。
そのほかにも、厳格な温度管理等が求められるPIC/S GDP(医薬品流通過程の温度管理、衛生管理、各種手順書等の作成などに関する国際基準)に準拠した設備を有し、RFIDも活用するなど、物流の高度化と効率化に向けた施策を採用。
免震構造の建物や、72時間稼働できる大型非常用電源の設置によってBCP(事業継続計画)を強化し、災害時でも持続的な稼働を可能にする。
■静岡物流センター(仮称)の概要
所在地:静岡県藤枝市岡部町内谷933-1
敷地面積:1万5118m2
建築面積:7706m2
延床面積:2万6285m2
構造:鉄骨造4階建
配送エリア:静岡県内全域、愛知県の一部地域
保管品目:最大2万5000品目
投資額:135億円(土地、建物、設備、備品等)
着工:7月8日
稼働開始:2021年5月(予定)
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