日本通運は8月21日、北海道・苫小牧港から東京港までの海上輸送と、東京からの鉄道輸送を組み合わせた新サービス「NEX-NET:Sea&Rail 東京ランドブリッジWB」を発売する。
「NEX-NET(Nippon Express-New Eco Transport)」は、環境に優しい新たな物流サービスを総称する名称で、第1弾となるサービスが、「NEX-NET:Sea&Rail 東京ランドブリッジWB」。
新サービスは、開発した12ftハイブリッドコンテナを使用することで、海上輸送、鉄道輸送の両方に対応し、集荷から配達まで一貫した輸送が可能となった。
これにより、北海道発の輸送バリエーションが増え、お客のニーズに合わせた輸送サービスを幅広く提供する。
モーダルシフトの受け皿である海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた、環境に優しいサービスで、北海道、東北地方で災害等による列車輸送障害が起きても影響を受けない。
鉄道輸送では青函トンネルを通過できない危険品の輸送が可能で、12ftハイブリットコンテナは通風口を設けているため、青果物の輸送にも適しており、北海道地区の農作物収穫時期におけるコンテナ不足にも対応する。