ラサール不動産投資顧問は7月28日、埼玉県狭山市にBTS型（ビルド・トゥ・スーツ型）冷凍冷蔵物流施設「関東運輸狭山物流センター」の着工を8月21日に、竣工は2018年9月30日を予定していると発表した。
＜外観パース＞
＜周辺地図＞
施設は延床面積2万4405.47m2の3階建てで、1階に大型車両が直接乗り入れ可能なトラックバースを備えている冷凍冷蔵物流施設。
施設が立地する狭山市広瀬台は、圏央道の開通によって輸配送の利便性が向上し、都内まで約1時間と、首都圏の大消費地を目前に控えた物流適地。
施設は国道16号の利用により「川越IC」まで約9kmと関越自動車道へのアクセスも良好で、また圏央道「狭山日高IC」まで約1kmと近接していることから、中央高速道路や東名高速道路へのアクセスも良く、関東や東北をはじめ全国への配送拠点としても利用可能だ。
施設周辺には住宅地が広がっており、狭山市駅からのバスの運行数も豊富なため、従業員確保にも優れている。
ラサール不動産投資顧問の中嶋康雄CEOは「この物件は、首都圏の巨大消費地への優れたアクセスによる配送拠点と、雇用確保におけるロケーションの優位性を活かし、物流効率化に大きく貢献し得る高機能な施設。各企業による物流効率化の過程で、交通利便性に優れたエリアに立地する近代的な物流施設へのニーズが高まっており、増加する物流需要を不動産の面から支えることは、マーケットの発展に寄与すると考えている。ラサール不動産投資顧問は、今後も各企業の戦略的物流拠点となる適地を見定め、テナント企業活動のニーズに柔軟に応える物流施設開発を積極的に進めていく」と述べている。
■施設概要
所在地：埼玉県狭山市広瀬台2-591-4（地番）
敷地面積：1万6039.27m2
延床面積：2万4446.47m2
構造：鉄骨造、地上3階建
基本設計・監理監修： コンストラクションマネージメントジャパン
設計施工：サンエス建設
施主：狭山広瀬台プロパティー特定目的会社
用途：BTS型冷凍冷蔵物流施設
（テナント：関東運輸）
着工：2017年8月21日（予定）
竣工：2018年9月30日（予定）
