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三菱地所/名古屋市内に8万m2のマルチテナント型物流施設着工

2017年09月01日/物流施設

三菱地所は9月1日、名古屋市南区で計画していた物流施設「ロジクロス名古屋笠寺」を着工した。

<ロジクロス名古屋笠寺/外観パース>
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地上4階建て、延床面積8万600m2のマルチテナント型物流施設で、竣工は2019年1月の予定。

「ロジクロス名古屋笠寺」は、名古屋市内に位置し、国道1号・23号・247号といった主要一般道へのアクセスが良好で、名古屋市内をはじめとする都市部などの消費地への配送に優れた場所に立地しているとともに、名古屋高速へのアクセスにも優れ、中部エリア広域配送にも適している。

名古屋港と中部国際空港(セントレア)といった大規模交通拠点機能も近く、愛知県内の主要物流インフラを利用できる。

加えて、計画地は、JR東海道線笠寺駅、名鉄常滑線大江駅から徒歩圏内に位置し、雇用確保の面においても良好な環境だ。

施設計画では床荷重1.5t/m2、梁下天井有効高5.5m以上、柱スパン10m以上、全館LED対応と、最新の物流施設が備える汎用性の高い仕様としつつ、ランプウェイを設置することで、各階倉庫区画への接車を可能とした。

そのほか、非常用発電機を設置し、緊急時でのテナントのBCPをサポート。また、カフェテリア等の休憩スペースを確保し、施設で働く人々に、より安心・快適に働いていただける環境づくりを実践。

貸付区画は各階最大5区画(1フロアあたり4730坪)。最小貸付区画面積は、650坪。テナントのニーズに合わせたフレキシブルな面積対応が可能だ。

なお、この計画は、三菱地所単独開発の物流施設としては「ロジクロス福岡久山」・「ロジクロス厚木」・「ロジクロス神戸三田」・「ロジクロス習志野」に続く第5弾となり、また中部エリア初のロジクロスシリーズ(単独開発ブランド)となる。

■計画概要
名称:ロジクロス名古屋笠寺
所在地:愛知県名古屋市南区東又兵ヱ町1-57-2(地番)
アクセス:名古屋高速3 号大高線笠寺ICまで約0.5km
     名古屋高速4 号東海線木場IC まで約3.0km
     国道1号線から約0.5km
     国道23号線から約0.5km
     国道247号線から約1.5km
     JR 東海道線笠寺駅から徒歩約8 分
     名鉄常滑線大江駅徒歩約15 分
敷地面積:約3万3200m2
延床面積:約8万600m2
規模・構造:地上4 階・S 造
用途:マルチテナント型物流施設 複数テナントによる分割利用が可能
着工:2017年9月1日
竣工:2019年1月末(予定)
設計・施工:矢作建設工業
設計監理監修:三菱地所設計

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