日野自動車は9月6日、中型トラック「日野レンジャー」シリーズに車両総重量16トンクラスの「日野レンジャーFG」と同20トンクラスの「日野レンジャーGK」を追加して9月21日から発売すると発表した。
＜新型 日野レンジャー FG （2KG-FG2AKBA）架装例＞
追加車型は今年4月に発売した他の「日野レンジャー」シリーズ同様、エクステリアデザインとインテリアデザインを一新するとともに、歩行者も検知して衝突回避を支援するPCS（衝突被害軽減ブレーキ）等の先進安全装備、また夜間の視認性を向上させるLEDヘッドランプを標準装備する等、安全性能の大幅進化を実現した。
エンジンは従来のJ08E型（7.684L）からA05C型（5.123L）にダウンサイジングし燃費向上や軽量化も実現している。また新たに尿素SCRを採用して「2016年排出ガス規制」に適合させた。
東京地区希望小売価格は2PG-FG2AMBA（標準ルーフ・ベッド付キャブリーフサス、スキャニングクルーズⅡ 標準装備、ドライバーモニター 標準装備、キャブ付シャシ、エンジンはA05C＜A5-Ⅶ＞191kW（260PS、7MT、車両総重量16トン）で税込み1188万円。
年間販売目標台数は日野レンジャーシリーズ全体で1万7000台。
