出光興産は9月20日と21日に、内閣府主催の中央合同庁舎で行われた燃料供給模擬訓練に参加した。
訓練は、首都直下地震発生時に中央省庁への燃料供給体制の実効性を向上させることを目的として、開催されたもの。
訓練では各省庁が石油連盟に燃料供給を要請し、石油連盟が各石油元売会社と調整を行った後に、出光がタンクローリーを派遣して給油を実施し、地震発生から給油まで一連の流れの検証と習熟確認を行った。
訓練当日は中央合同庁舎を出光のタンクローリーが巡回し、各省庁職員立会いのもと、地下タンクへの給油を行い、巡回・給油面での課題を確認した。
出光は災害時燃料供給のノウハウのさらなる拡充を図りながら、今後も災害対応力の強化に努めていくとしている。