日野自動車は9月27日、国土交通省にレンジャーのリコールを届け出た。
不具合の部分は原動機(コンロッド)。
中型トラック及びバスのエンジンにおいて、コンロッドブッシュ挿入時の製造条件が不適切なため、ブッシュの保持力が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該ブッシュが摩耗、損傷することで異音が発生し、最悪の場合、エンジンが破損して走行できなくなるおそれがある。
全車両、コンロッドの製造番号を点検し、対象となるものはコンロッドを良品に交換する。
リコール対象車の台数は計8802台。交換修理用部品として出荷し、組み付けられた可能性がある車両は150台、不具合の件数は100件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001202933.pdf