ジーテクトは11月9日、中国・湖北省武漢市にあるWuhan Auto Parts Alliance(WAPAC)の第二工場を新設すると発表した。
同社はこれまで、湖北省武漢市のWAPACから、湖南省長沙市の広汽三菱社へ車体部品の納入を行ってきた。
広汽三菱社の能力拡大を機に、WAPACの車体部品生産量が大幅に増加することとなり、物流効率改善による収益向上を目的とし、WAPACの第二工場として、同市に溶接組立工場を新設することにしたもの。
長沙市近郊には、中国エコカー最大手を始め、欧州系との合弁メーカーや、現地メーカーが集積していることから、今後、英国やスロバキア共和国の拠点でのアルミボディ量産技術や、上海市にあるリサーチ拠点(G-TEKT Shanghai Representative(GSR))で得られた情報等を活用し、中国市場での新たな取引の拡大を加速させていくとしている。
■投資の概要
所在地:中国・湖南省長沙市
建屋面積:約6900m2
主要設備:溶接21区画
総投資額:約4500万元
操業開始:2018年4月(予定)
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