商船三井は11月21日、日本船主協会を通じ、11月11日、東京都荒川区立第三中学校の教育活動の一つである「校内ハローワーク」に、機関長と一等航海士を講師として派遣したと発表した。
派遣は、2011年度・2014年度に続いて3回目。
機関長と一等航海士から生徒に日本の貿易に関する質問をして、日々の生活のごく身近なところに外航海運が関わっていることを伝えた。
船の仕事について、分かりやすく説明をする中で、航行する大型船から見た大海原や情緒ある海外の港の風景、船内生活の様子などの映像を紹介して、「船乗り」という職業の魅力を伝えた。
荒川区立第三中学校の「校内ハローワーク」は、さまざまな業界の人が、生き方・職業などについて語ることで、中学生が自身の将来を考える切っ掛けをつくるものとして2001年度から毎年開催されており、今回は31職種の講演が行われた。