NEXCO東日本は11月30日、E51東関東自動車道水戸線の鉾田IC~茨城空港北ICまでの区間(延長8.8km)が、来年2月に開通すると発表した。
車線数は暫定2車線で、鉾田市から茨城県の中心であるJR水戸駅への所要時間が約7分短縮するなど、アクセス性の向上が期待される。
茨城県内の東関東自動車道水戸線が全線開通すると、潮来市からJR水戸駅が約20分短縮され、周辺都市間の連携強化に寄与する。
茨城県は、特産品であるメロンの出荷量が全国1位であり、県内では鉾田市から最も多く出荷されるため、販売エリアの拡大や輸送品質の向上、消費の拡大など地域産業の活性化が期待される。
鹿島港(国際バルク戦略港湾)は、とうもろこしの輸入量が全国1位。畜産業産出額が多い北関東地域へのアクセス性の向上が期待される。