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NEXCO東日本、NTTドコモ/AIによる渋滞予測実証実験

2017年12月01日/IT・機器

東日本高速道路(以下:NEXCO東日本)とNTTドコモは12月2日、人工知能(AI)を用いてドコモが開発した「AI渋滞予知」による渋滞予測実証実験をCA東京湾アクアラインにおいて開始する。

<AI渋滞予知のイメージ>
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携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成される人口統計とNEXCO東日本が保有する過去の渋滞実績と規制情報等をかけ合わせた。

実証実験は、正午時点の房総半島一帯における人出に基づき、 14時から24時までのアクアライン上り線(川崎方面)における渋滞を予測して、その内容をNEXCO東日本のお客向けWEBサイト「ドラぷら」で情報配信を行う。

「AI渋滞予知」は、人口統計と渋滞の関係性を学習しパターン化した人工知能(渋滞予知モデル)を通じて、渋滞を予測するドコモが開発した技術であり、NTTグループのAI「corevo」を構成する技術。

「AI渋滞予知」は、その日の人口統計を考慮するため、天候やイベント開催などによる突発的な渋滞発生についても的確に予測できる。

実験に先立ち、2015年1月から2017年4月までのアクアライン上り線の渋滞実績と、ドコモが保有する当該期間の人口統計を基に、「AI渋滞予知」による予知精度を評価する検討を実施したところ、10km以上の渋滞予測の見逃し率が従来の渋滞予報カレンダーの6%と比較し、「AI渋滞予知」では1%となった。

実験期間は、12月2日から2018年3月31日(予定)までの間、「AI渋滞予知」で予測したアクアライン上り線の渋滞予測結果と、渋滞予測時間帯で利用できる「ヨル得」クーポン情報を「ドラぷら」にて配信し、交通の分散を図る。

2018年2月からは渋滞予測結果を「ドラぷら」アプリによりお知らせ配信する機能も付加する予定で、お客の行動変化や渋滞緩和効果などを検証する。

■「ヨル得」クーポン
http://www.driveplaza.com/sapa/event_campaign/detail/aqualinepro-yorutoku2017.html

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