宇部興産機械は1月25日、同社の米国子会社UBE Machinery (UMI)において、射出成形機の組立工場を新たに拡張すると発表した。
UMIでは、2017年1月のU-MHIプラテックとの射出成形機部門の北米事業統合を機に、より充実した商品ラインナップを提供し拡販を図ってきた。
米国系顧客を中心とした自動車部品向けの省スペースタイプの大型油圧サーボ式射出成形機の旺盛な需要に対応するため、組立工場を拡張し大型機の年間生産台数を倍増する。
着工は2018年1月、竣工は2018年9月の予定。
工場拡張と併せてより効率的な生産体制を実現し、リビルド事業(制御装置や油圧部品など設備の老朽化した機器を、高効率な機構を取り込んだ機器に刷新して再納入する事業)の更なる取り込みも図る。