財務省は2月19日、2018年1月分貿易統計速報を発表し、輸出金額6兆856億円(前年同月比12.2%増)、輸入金額7兆290億円(7.9%増)となった。
輸出は14か月連続の増加、輸入は13か月連続の増加だった。
輸出では、自動車が6.7%増、半導体等製造設備が22.4%増、原動機17.4%増。
輸入は、原粗油が11.4%増、医薬品25.3%増、液化天然ガス11.5%増。
輸出と輸入の差引額は9434億円(13.6%減)となり、8か月ぶりの赤字となった。
地域別では、米国への輸出額が12か月連続の増加で1兆665億円(1.2%増)、中国への輸出額が15か月連続増の1月としては過去最高の1兆1600億円(30.8%増)となった。
米国からの輸入は、7170億円(9.4%増)と11か月連続増、中国からの輸入は1兆7387億円(3.3%減)と11か月ぶりの減少となった。