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スタークス/倉庫の拠点分散で長距離輸送減らし、配送会社の負担軽減

2018年03月15日/3PL・物流企業

スタークスは3月15日、物流業界全体の課題解決を目指す新しい発送代行サービス「クラウドロジ」を提供開始した。

<クラウドロジのサービス範囲>
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「クラウドロジ」は、 AIで需要予測し、単一拠点の倉庫ではなく、 倉庫の拠点を複数箇所に分散させ、EC事業社の荷物を最適に管理・発送する。

事前に需要を予測し、倉庫の拠点を分散させることによって、配送コストを抑えたり、長距離ドライバーの負荷を軽減したり、正確なシフト管理を組む事ができるクラウド型の物流プラットフォームサービス。

スタークスでは「リピロジ」という通販企業450社以上に導入実績のある発送代行サービスを展開してきたが、大幅にリニューアルをして「クラウドロジ」として展開していく。

「クラウドロジ」は、アナログな物流業界をテクノロジーで最適化するクラウド型プラットフォームサービス。コスト・品質・拠点分散などEC物流を最適化することが可能。

スタークスは2015年より通販企業の商品の管理・伝票発行・梱包作業など、 発送業務を一括で代行する「リピロジ」を、 化粧品や健康食品、 食品など単品リピート通販企業を中心に450社以上に提供してきた。

この「リピロジ」が、AIによる需要予測データの蓄積により、全国に14拠点ある提携倉庫に在庫を分散させ、最適な拠点から配送することが可能となり、物流倉庫そのものをクラウド化するプラットフォーム「クラウドロジ」として、 新たにサービス提供することになったもの。

これにより、AIによる需要予測に基づき、全国に拠点を分散させた倉庫に荷物を在庫させる。そこから荷物を出荷することによって長距離輸送を減らすことができ、少ない人員でも効率的に配送することが可能になる。

倉庫の拠点分散により輸送距離が短くなり、近いエリアへの地帯別配送料金に設定することができる。運送距離が短くなるので、配送エリアによって10~20%ほど配送費を抑えることが可能になる。

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