外務省は3月23日、ルワンダの物流システム改善のため、供与限度額76億7000万円の円借款「ンゴマ-ラミロ区間道路改良計画」に関する書簡の交換が行われたと発表した。
ルワンダ東部県のンゴマ-ラミロ区間(約53km)の道路の舗装・拡幅整備に融資するもの。
同区間は、東アフリカ北部・中央回廊につながる幹線道路の一部であり、ブルンジ等周辺内陸国への物流輸送の結節点となることから、東アフリカ地域における物流システム整備に寄与する。
さらに物流システムの整備により、日本企業を含む海外からの投資拡大に貢献することが期待される。
この計画の実施により、ンゴマ-ラミロ区間における所要時間が、約1時間50分から約1時間15分へ短縮されることが期待されている。
供与条件は、金利が年0.01%(一般条件(LDCうち貧困国))、償還期間が40年(10年の据置期間を含む)、調達条件が一般アンタイド。