アルペンは4月1日、千葉県印西市のプロロジスパーク千葉ニュータウン内、東日本フルフィルメントセンターで日本初となる AI物流ロボット「EVE(イブ)800」(ギークプラス社製)を56台導入すると発表した。
導入に際して、アルペンは戦略的パートナーとしてアッカインターナショナルと物流業務委託契約を締結した。ロボットと制御システムはアッカ社が投資し、アルペンは取扱点数に応じたロボット使用料をアッカ社へ支払うスキームをとる。
ロボット導入により、ピッキングに関わる作業時間を従来の約1/3に短縮し、EC 市場の拡大に対応可能な人員・物量のキャパシティを確保する。
また同時に、愛知県春日井市のプロロジスパーク春日井から同センターへEC物流拠点を移転する。
面積は従来の 2000坪から3500坪(1フロア)へ拡大、近い将来には7000坪まで拡張を予定している。大商圏に近いロケーションとなることで、配送コストを大幅に抑制する。
なお、EVE800の特徴として、「優れた走行スピード」「優れた稼動効率」「優れた保管効率」「ムービング機能」を挙げている。
■EVE800スペック
重量:180kg
積載荷重:800kg
長さ:1040mm
幅:820mm
高さ:280mm
■アルペン概要
創業:1972年7月
資本金:151億円
業績:売上高 2,200億円、経常利益62億円(2017年6月期)
事業内容:スキー用品及びゴルフ、テニス、マリン、野球用品等、各種スポーツ用品、レジャー用品の商品開発、販売、スキー場、ゴルフ場、フィットネスクラブの経営