国土交通省は3月30日、主要港でのリアルタイムなコンテナ物流情報をウェブサイト「コンテナ物流情報サービス(Colins)」から提供しているが、4月2日から、新たに伏木富山港の情報を提供することになったと発表した。
Colins(Container Logistics Information Service)は、ターミナルオペレーター、荷主、海貨事業者、運送事業者等の関係事業者間で一元的にコンテナ物流情報を共有するためのウェブサイト型の情報システム。
伏木富山港において新たに提供される主なサービスは、輸入コンテナヤード(CY)搬出可否情報、船舶動静情報、港頭地区の混雑状況カメラ画像情報、ゲートオープン時間情報。
期待される効果は、物流の円滑化として、関係事業者が同じ情報を共有することで、状況の把握や連携が容易になるため、情報伝達上のトラブルが減り、コンテナ物流の円滑化が実現。
また、業務の負担軽減では、コンテナ情報がいつでも入手可能になることで、関係事業者への問い合わせや確認行為が不要になるため、業務負担が軽減。
さらに、環境に優しい輸送では、ターミナル周辺の混雑状況やコンテナCY搬出可否の確認が容易になることで、計画的なトラックの配車ができるため、運行の効率性が向上を挙げている。
サービスは一部の機能を除き、会員登録が必要。ColinsウェブサイトよりID登録を申請してから利用。
■コンテナ物流情報サービス(Colins)
https://www.colins.ne.jp