いすゞ自動車は4月13日、6月上旬から日本初のL(LNG)+CNGステーションを開設して、日本初の運送事業者による大型LNGトラックでのモニター走行が開始すると発表した。
2台の大型LNGトラックを製作し、共同実施者としてシェルジャパン、環境優良車普及機構と組む。
LNGは、燃料のエネルギー密度が高く搭載効率が優れるため、今回の大型LNGトラックでは1000km以上の航続距離を確保するとともに充填時間の短縮を実現している。
いすゞ自動車は、これまで環境省のCO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の一つである大型LNGトラックと最適燃料充填インフラの開発・実証事業を受託し、液化天然ガス(LNG)を燃料とする大型トラックの開発を進めてきた。
エネルギーセキュリティ及び環境負荷低減の観点等から、いすゞ自動車は約20年にわたって天然ガス自動車の取組みを進めてきた。
天然ガス自動車の普及促進に向けて、モニター走行で得られた情報を基に量産モデルの検討を進めていくとしている。