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日本政策投資銀行/ロジスティクス分野の取り組み強化、研究会設置

2018年05月22日/SCM・経営

日本政策投資銀行(DBJ)は5月21日、世界に目を向け、ロジスティクス分野の国際競争力強化に貢献するため、「グローバルロジスティクス室(Global Logistics Office)」を発足し、ロジスティクス分野での取り組みを強化していくと発表した。

構造変化を迎えているロジスティクス分野の国際競争力の強化は、わが国経済活動の生産性向上に大きく貢献することから、DBJは技術革新に資する取り組みを通じて、世界的にみても競争力のある強いロジスティクスの構築、生産性向上の実現に向けて、主体的に金融面から支援していくとしている。

取り組みは、「新技術を活用した新規産業創出プロジェクト支援」「技術革新の担い手となる事業者へのリスクマネー供給」「最新技術を備えた高機能物流施設向け投融資の拡大」。

「グローバルロジスティクス室」の発足を起点に、DBJグループの総力を結集し、ロジスティクス業界を支える体制を整えた。3つの取り組みに重点を置きながら、同分野への投融資規模を拡大させる。

情報面からの支援として、DBJはロジスティクス分野のポータル的機能を提供するべく、ロジスティクスイノベーション研究会を開催する。

わが国ロジスティクス分野における技術革新を実現する上での課題・方策を明らかにし、金融セクターの果たすべき役割について議論する知的プラットフォームの形成を目的に、この研究会を開催するもの。

研究会では、産官学それぞれの立場から議論するべく、構成メンバーは、イノベーティブな物流事業者、ロジスティクス分野に精通した学識経験者、政策官庁等を予定している。

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