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倉庫オートメーションと制御システム/広範なe-コマースの伸びでニーズ大

2018年06月13日/調査・統計

ARC Japanは6月12日、市場調査報告書「倉庫オートメーションと制御システムの世界市場調査報告書」を発表した。

それによると、最新のARC Advisory Groupの倉庫オートメーションと制御システムに関する世界市場調査で、広範なe-コマースの伸びが、急速に変わりつつある要求に対応するための運用を採用し強化するよう配送センタに圧力を与えていることが分かった。

倉庫オートメーションと制御システムに対するニーズに大きく影響してきた即日/翌日配送に対する顧客の期待が高まるにつれ、配送インフラ内の取扱量を増やす要求を満たすために、荷物配送会社は倉庫オートメーションに大きく投資するようになってきた。

また、「e-コマースの伸びとフルフィルメント要求に対するその影響は、世界の倉庫オートメーション市場に最も広く影響を与えている要因であり続けている。最近では、顧客の短納期(即日、翌日)に対する期待が、柔軟で、スケーラブルで、即応的な倉庫オートメーションに対するニーズを大きくしている。

これらの要求は、インテリジェント倉庫ソフトウェアシステム(倉庫業務実行システム、倉庫制御システム、倉庫管理システム)とオートメーションシステムに優位性を与えている。

とりわけ、シャトルシステム、ハンガーにつるした衣料(garment-on-hanger)、ポケットソータなどの形態の、物対人(goods-to-person)オートメーションや、プットツーライト(put-to-light)やコンベヤやソートシステムなどのようなより伝統的なソリューションに対して大きな需要がある」とARC Advisory Groupの「倉庫オートメーションと制御システムの世界市場調査報告書(Warehouse Automation and Control Global Market Research Report)」の主著者であるClint Reiserサプライチェーン調査担当役員は語っている。

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