横浜市港湾局は7月2日、横浜港を利用するにあたり申請を要する「船舶動静通知」について、2019年1月末に予定する横浜港港湾情報システムの更新後から、NACCSによる電子申請の受付を停止すると発表した。
NACCSによる船舶動静通知を停止する時期は2019年1月末となるが、詳細は港湾局ホームページに掲載予定。
横浜市では、システムの更新に向けてNACCSによる電子申請に係る仕様の検討を進めてきたが、NACCS側と横浜市側の仕様の相違から電子的な取込が不可能であること、年間約4万件受理する船舶動静通知のうちNACCS経由の申請は約50件と全体の0.13%程度の利用率であることを踏まえ、やむを得ず停止する。
横浜港EDIシステムによる船舶動静通知の電子申請はこれまでと同様に継続して使用可能で、停止後は横浜港EDIシステムによる船舶動静通知の利用を呼び掛けている。