サンゲツは7月3日、壁紙・床材・カーテンの取引価格を10月1日受注分から値上げ(15~20%)すると発表した。
サンゲツ取り扱いの壁紙・床材・カーテンの原材料となる塩ビ樹脂や可塑剤、ナイロン・ポリエステル繊維等の原価が大幅に高騰し、これら製品の仕入れ価格が上昇。
加えて、物流関連の業務委託費・輸送委託費や梱包資材費等のコスト、また、内装施工現場等へのきめ細かな配送を行うための物流設備の維持・更新にかかるコストも同様に上昇が続いている。
この様な状況下、可能な限りの自助努力を重ねてきたが、これらコスト増加分を吸収するに至らず、商品の安定供給と物流サービスレベルの維持向上のため、取引価格を改定する。