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トクヤマ/電子工業用薬品値上げ、物流費上昇も要因

2018年08月31日/SCM・経営

トクヤマは8月31日、電子工業用イソプロピルアルコール(IPA-SE)、フォトレジスト用現像液(SDシリーズ)、電子工業用メチレンクロライド(メタクレンSE)の国内価格について、10月1日出荷分から改定し、商社や需要家などとの交渉に入ると発表した。

値上げ幅は、IPA-SEが1L当たり9円以上、SDシリーズが1L当たり5円以上、メタクレンSEが1L当たり5円以上。

IPA-SEの主要原料となるナフサ価格は2018年第3四半期に5万3000円/KL程度まで上昇すると予想されており、収益を圧迫している。

また、IPA-SE、SDシリーズ、メタクレンSEの物流費も上昇しており、合理化努力のみで吸収することが困難なため価格改定を行う。

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