極東開発工業は10月10日、国土交通省に後部格納式テールゲートリフターのリコールを届け出た。
対象はいすゞ自動車の「エルフ」「フォワード」「ギガ」や、日野自動車の「デュトロ」「レンジャー」「プロファイア」、三菱ふそうトラック・バスの「キャンター」「ファイター」「スーパーグレート」などに搭載されるもののほか、装置として製作、販売したものも含まれる。
不具合部分はメインフレーム部分で、リヤバンパステー取付部の強度確認が不足しているため、走行時の振動等により亀裂が生じ、最悪の場合、有効に突入を防止できないおそれがある。
改善措置としては、全車両で亀裂の有無を確認し、亀裂が無いものはメインフレームとバンパステー締結部に補強材を追加。亀裂が確認された場合は、亀裂部を溶接で補修し、補強材を追加で溶接する。
リコール対象台数は、車両が1086台、装置が52台。不具合件数は5件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001256755.pdf