日野自動車は10月25日、「日野プロファイア」のリコールを国土交通省に届け出た。
不具合の部位は緩衝装置(リーフ用ストッパ)。
大型トラクタのリーフ・エア併用式サスペンションで、リーフ用ストッパの材質が不適切なため、段差乗り越え時などでリーフとストッパが接触した際にストッパで十分荷重を吸収できず、ストッパ固定用シャフトに過大な荷重が加わることがある。
そのため、使用過程でシャフトが疲労折損し、ストッパとシャフトが脱落することで、他の交通の妨げとなるおそれがある。
改善措置は、全車両でリーフ用ストッパを対策品に交換するほか、シャフト、ナット、ワッシャを新品に交換する。
対象車の台数は計415台。不具合件数は35件で、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001258411.pdf