NTTロジスコは11月27~28日に「第16回物流センター改善報告会」を開催した。
「LOGISCO One Team」のスローガンのもと「センター横断で改善に取り組む」 「全社的な標準化と標準化のさらなる向上」をテーマに、全国の物流センター等から選抜された15チームが改善活動の成果を報告、各チームと参加者の間で活発な意見交換が行われた。
1位には、埼玉物流センター等7物流センターの改善が選ばれた。概要は、それぞれの物流センターにおける改善活動の結果、バラバラとなっていた作業手順を全国で統一化。モデルセンターにおいて研修会を開催し、その統一した標準作業手順を他センターへ展開したもの。
また、オリコンでピッキングし梱包時にダンボールに詰め替えるムダに着目。ピッキング開始時よりダンボールを使用する改善施策を埼玉センターから他のセンターへ展開し生産性の向上を図った。
2位には、同点でメディカルロジスティクスセンター ( 平和島グループ ) と福岡物流センター、そしてメディカルロジスティクスセンター ( 神奈川グループ )が選ばれた。
なお、NTTロジスコグループでは、サービス品質・生産性向上のため、日頃からTPS (トヨタ生産方式 ) の手法をベースとしたLGPS ( LOGISCO Production System:ロジスコ生産方式 ) による5S・改善活動や日次収支管理、レイバーコントロール等の徹底に取り組んでおり、2010年より活動の成果の報告会を実施している。
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