サカタインクスは12月21日、オフセット・新聞インキ製品について、価格改定に踏み切らざるを得ない状況となり、需要家との交渉を開始すると発表した。
オフセットインキの主原料である顔料・樹脂・UV光重合開始剤の粗原料は、そのほとんどを中国に依存しているが、ここ数年の中国での環境規制強化によって供給が不安定となり、需給バランスが崩れ、価格の高騰が続いている。また、物流コストおよび副資材も上昇している。
自助努力による吸収は限界を超える状況に至ったことから、安定供給のため価格改定するもの。
■概要
対象商品:オフセットインキ製品(油性、UV硬化型)
実施期日:2019年2月1日より
価格改定幅:オフセット枚葉インキ:40~80円/kg
オフセット輪転インキ:30~60円/kg
UV硬化型インキ:100~170円/kg
新聞インキ:30~60円/kg