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商船三井/組織改編

2019年02月01日/SCM・経営

商船三井は1月31日、4月1日付の組織改編を発表した。

同社とグループ事業全体の安全品質の確保・徹底のための戦略立案・施策実施を統括し、営業部門担当執行役員に必要な助言を与える職として「チーフセーフティオフィサー」を新設する。

同社グループの持続可能な発展と事業を通じたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)への貢献に向けた戦略立案・施策実施を統括し、強力に推進していく職として「サステナビリティ推進担当執行役員」を新設する。

従来、1人の担当執行役員が管轄していた欧州・アフリカ・米州地域について、欧州・アフリカ地域、米州地域それぞれに担当執行役員を設置し、各々の地域における同社グループ全体の意思決定の迅速化と利益最大化を追求する体制とする。

船舶トラブルの対応・予防策構築の迅速化、船舶の長期安全確保と採算性を念頭においた保船の強化を目的として、タンカー、ドライバルク船、自動車船、コンテナ船のスーパーバイジング機能を統合のうえ「タンカー・乾貨船海技統括部」を新設し、世界最高水準の安全運航に向けた船隊管理を行う。

ドライバルク船二部の担当事業を、輸送品目別に「木材チップ船部」と「不定期船部」に分割・改称し、各々の業態にあったストレスフリーなサービスを提供する。また、ドライバルク船一部を「鉄鋼原料船部」に改称する。

石炭船部を、変化する顧客ニーズに沿った石炭輸送とその周辺分野、石炭灰・バイオマスといったエネルギープロジェクトに取り組む組織として「石炭・エネルギープロジェクト部」に改称し、ストレスフリーな輸送サービスを提供する。

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