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スズケン、東邦HD/新たな流通モデルで協業、サプライチェーン効率化

2019年02月18日/SCM・経営

スズケンと東邦ホールディングスは2月18日、「顧客支援システム等の共同利用に関する基本合意書」に基づき、新たな流通モデル(後発医薬品・スペシャリティ医薬品)の共同展開と顧客支援システムの共同利用に関して、合意したと発表した。

後発医薬品の流通における共同展開では、新たな流通モデルの展開と同時に、協業する製薬メーカーと共に、共同生産体制の整備や、原薬から包装資材に至る材料関係の共同調達、ならびにメーカー物流を含むサプライチェーンの効率化について、検討していく。

スペシャリティ医薬品の流通における共同展開では、スズケンが展開しているキュービックスシステムや関連特許、並びに東邦ホールディングスが展開している搬送装置などの温度管理システムの共同利用により、スペシャリティ医薬品における医療流通プラットフォームが一層強固なものとなり、患者や得意先、さらに製薬メーカーへ提供するソリューションの充実と同時に、高額医薬品の廃棄問題など社会的コストの低減に貢献していく。

顧客支援システムの共同利用では、得意先の多様なニーズに応えるため、東邦ホールディングスの持つ在庫管理、受発注、音声による薬歴管理作成などのシステムの導入を推進しているが、さらなる推進に努めるとしている。

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