郵船ロジスティクスは2月28日、日本極からグローバル本社機能を分離し、新たに全社企業戦略と方向性を策定する「Global Headquarters」を日本と香港に設置すると発表した。
中期経営計画で掲げる基本戦略のうち、GLOBAL UNITY「強固なビジネス基盤を持ち、世界のどこでも安定した競争力のあるサービスを提供する」を実現するため、成長へと導くグローバル機能を強化し、個社の連合体から共通のブランドとビジョンで結ばれた強固なネットワーク企業への変革を目指す。
設置日は4月1日を予定。郵船ロジスティクスの本社と、香港のYusen Global Freight Management Limitedに拠点を置き、「CEO、COO、CBDO、CFO、CHRO、CIO」を中心にグローバル経営戦略の策定・実行を統括していく。
これにより、Global Headquartersが全社成長を加速させることに注力し、大局的な観点に立った迅速な意思決定を行うとともに、各極(日本、米州、欧州、東アジア、南アジア・オセアニア極)が明確なグローバル方針に沿って各地域の成長に貢献する役割を担うことで、グループ内で一貫性のあるサービスを提供していく。