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鴻池運輸/大阪木津卸売市場内に1000m2の食品加工場を完成

2019年03月20日/物流施設

鴻池運輸は3月20日、2018年9月から大阪木津卸売市場で約6億円を投資し、建設を進めていた食品加工場が完成したと発表した。

<食品加工場の完成予想図>
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<木津市場外観>
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大阪木津市場は、300年を超える歴史を誇る日本でも有数の「老舗市場」で、大阪市中心部という消費地に近い好立地の市場。

この食品加工場は、大阪港、関西国際空港にも近い輸出に最適な立地で、高品質な食材の調達に特徴がある大阪木津市場の敷地内に位置している。鴻池運輸が物流の枠を超えた広範な業務の中で培ってきた、流通加工や生産請負のノウハウも活用し、和食材(農水産物)の複数の加工工程(切る・煮る・焼く・蒸すなど)と新たな高度急速冷凍加工を組み合わせた、業界初の高級和食食材の加工・輸出拠点として開設。4月中旬より稼働を開始する予定だ。4月3日に竣工式を開催する。

完成した食品加工場の延床面積は約1022m2(木津市場全体の敷地面積は1万7600m2)で、鉄骨構造の2階建てとなっている。

なお、2018年9月10日の発表では、今後数年以内に、世界基準の衛生管理システム「HACCP」の認証取得も計画しており、さらなる安心・安全な食品加工場を目指すとしている。

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