アイリスオーヤマは3月22日、グループのIRIS KOREAが仁川広域市で家電製品などの新工場兼物流センター「仁川工場」を竣工させたと発表した。
新工場は70億円を投じて建設。敷地2万7000m2、建物総面積4万4000m2で、韓国でのインターネット通販の売上拡大に伴い販売が好調なサーキュレーターや布団乾燥機、空気清浄機といった家電製品を製造し、韓国での家電事業拡大を目指す。
また、新工場は物流センターとしての役割も兼ねることで、京畿道軍浦市の物流センターとの2拠点体制を確立し、販売先や配送先が韓国全域に広がるインターネット通販の物流体制を効率化。
2万6000パレットの自動倉庫を併設し、中国・大連工場で生産したLED照明やクリーナー、炊飯器などを含む製品ラインアップを保有することで、さまざまなニーズに対応できる供給体制を実現する。
■仁川工場の概要
所在地:仁川広域市松島洞215-1
敷地面積:2万7619m2
建物総面積:4万4662m2
自動倉庫:2万6560パレット
総投資金額:70億円(土地20億円、建物・設備50億円)
生産アイテム:家電製品(サーキュレーター、布団乾燥機、空気清浄機)、収納用品
販売計画:50億円(初年度)