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中外製薬/182億円投じ、静岡の藤枝工場に新製造棟建設

2019年04月24日/生産

中外製薬は4月24日、静岡県藤枝市に立地する中外製薬工業の藤枝工場で、臨床試験用原薬の新たな製造棟を建設すると発表した。

<新製造棟のイメージ図>
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182億円を投じ、藤枝工場の敷地内に延床面積6000m2の建屋を建設する。11月に着工し、2022年5月の稼働を目指す。

新棟の建設で、同社初となる中分子治験原薬の製造機能を設けるほか、低分子治験原薬の供給能力を増強し、低・中分子医薬品開発の加速と製造コストの低減を図る。

中外製薬では高い薬理活性を有する化合物の取り扱いが増加していることから、新棟は高度な封じ込め技術を備えた製造設備・建物構造とし、環境面への配慮とともに製造員の安全確保を徹底する。

■新製造棟の概要
建設地:静岡県藤枝市高柳2500(中外製薬工業 藤枝工場)
敷地面積:21万6804m2
建設面積:1744m2(免震4階建)
延床面積:6190m2
着工時期:11月
稼動時期:2022年5月
総投資額:182億円

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