デリカフーズホールディングスが5月13日に発表した2019年3月期の物流事業の業績は、売上高が26億4100万円(前期比25.5%増)、経常損失が1200万円(前期は0円の経常利益)だった。
売上面では、主要荷主であるデリカフーズの売上高が順調に増加していることに加え、2018年4月に神奈川営業所を、同10月に大阪営業所を開設したこと、野菜と資材を同時に配送する新たなサービスによる売上高が増加したことなどが増収に寄与した。
利益面では、事業拡大・物流網構築のための人員・車両確保を積極的に実施したことに加え、ドライバー不足に伴う人件費や原油価格高騰に伴う燃料費の上昇などが利益を押し下げた。