Hacobuは6月12日、マルチテナント施設用の受付機能をリリースし、ロジポート川崎ベイで採用されたと発表した。
<トラック予約・受付システムの画面>
従来、複数階にわたるマルチテナント型物流施設では、各テナント階の受付箇所にタブレット端末を設置した場合、受付を行うために各階まで入場し、受付を済ませた後に改めて1階の待機場まで戻るといったオペレーションが発生することで、ドライバーに負担が生じていた。
発表した機能ではタブレット端末で受付を行う際に訪問先拠点を選択することが可能になる。これにより、マルチテナント型物流施設においても、受付箇所を守衛室前や休憩所等の一か所に集約でき、ドライバーの動線上の無駄をなくすことが可能だ。
また、最初の導入先としてロジポート川崎ベイにおいて利用が開始された。今後もマルチテナント型物流施設での利用を拡大していく方針だ。