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三菱ふそう/インドネシアから外国人技能実習生を148名採用

2019年07月02日/SCM・経営

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は7月2日、外国人技能実習制度「自動車整備作業」の実習生として、新たにインドネシアから148名の技能実習生を採用すると発表した。

2016年4月1日に外国人技術実習制度に「自動車整備作業」が追加されたことに伴い、MFTBCは2016年10月より技能実習生を採用してきた。現在は、ベトナムとフィリピン国籍の計157名(2019年6月末時点)の実習生が全国の拠点で技能実習を行っている。今回、新たに148名の技能実習生をインドネシアから迎え、7月1日付で43名、10月1日付で105名が各拠点での研修を開始する。

外国人技能実習制度とは、外国人実習生が日本の産業における技能や知識を習得・習熟し、開発途上国等へ移転することを目的とし1993年に創設された制度。

厚生労働省において2016年4月1日付で「自動車整備作業」が「外国人技能実習2号」移行対象職種に追加され、2019年4月1日には在留期間最長5年の在留資格である「特定技能」を創設する「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案」が施行した。MFTBCでは3年間の「技能実習1号・2号」を修了した実習生の希望者に対して、「特定技能1号」へ移行し雇用を継続する。

外国人技能実習制度により、MFTBCは海外へ日本の高い点検整備技術の展開をサポートするとともに、車両整備に精通したグローバル人材を育成し、アジア各国を中心とした地域に優れた整備技術を展開している。

また、「特定技能1号」が追加されたことにより、より一層の質の高いカスタマーサービスを顧客へ提供するための貴重な整備士としての活躍を期待している。MFTBCは、今後も継続して外国人技能実習生を採用していくとしている。

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