大阪府は7月5日、泉佐野市内で特定外来生物のヒアリが確認されたと発表した。
<確認されたヒアリ>
イタリアのトリエステ港を出港後、中国の蛇口(シェコウ)港を経由して大阪港で陸揚げされ、陸路で泉佐野市の事業者敷地に搬入されたコンテナ内から、働きアリ、有翅アリ10個体とさなぎ(全体で数百個体)が7月3日に発見され、専門家による鑑定の結果、ヒアリであることが確認されたと環境省から府へ連絡があった。
確認された個体は全て殺虫処理済み。確認地点周辺では殺虫餌(ベイト剤)と粘着トラップを設置するとともに、環境省と関係機関などが協力し、発見場所周辺や経由地のコンテナが置かれていた地点周辺の調査を行っている。
大阪府域でのヒアリの確認事例は、2017年度の1事例、2018年度の4事例に続き、6事例目。
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