近鉄エクスプレスは7月24日、2020年3月期第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)において、持分法による投資損失を計上する見込みとなり、また、業績の動向を踏まえ、業績予想を修正したと発表した。
売上高は2720億円(前回発表時増減率9.3%減)、営業利益77億円(17.2%減)、経常利益42億円(47.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益8億円(77.8%減)と修正した。
子会社 APL Logistics Ltd の持分法適用会社で、中国国内での完成車輸送を主な事業としている Changan Minsheng APLL Logistics Co., Ltd.は、2018年後半から続く中国市場での自動車生産・販売の減少が一段と悪化した影響を受け、想定していた収益が見込めなくなった。
これにより近鉄エクスプレスは、第1四半期連結累計期間において株式に対しての減損損失約30億円を持分法による投資損失として計上する見込みとなった。