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クレハ/ホワイト物流に賛同、荷待ち時間短縮へ

2019年09月25日/SCM・経営

化学メーカーのクレハは9月20日、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を提出した。

同社では、物流の改善提案と協力として、取引先や物流事業者から、トラック運転者による手荷役や長時間の無駄な荷待ち等に関する要請を受けた場合は真摯に協議に応じるとともに、自らも車両の大型化などの物流の改善策について積極的に提案して行く。

荷主側の施設面の改善について、主力工場であるいわき事業所内の倉庫レイアウト変更等を行い、車両の動線、荷待ち時間や荷役時間の短縮と保管能力増強による外部倉庫への転送輸送削減に取り組む。

高速道路の利用では、輸配送時における物流業者の高速道路使用要請に対して真摯に協議し、納品時間の短縮や運転者の負担軽減に努める。

長距離輸送について、トラックから船舶や鉄道の利用への転換を適宜行う。

運送契約を締結する場合は、運賃と料金(運送以外の役務や待機時間の対価)を別建てで契約することに取り組む。

なお、同社では、「ホワイト物流」推進運動をCSR活動の一環と位置付け、クレハグループ各社と共に自主行動宣言の実現に向けて取り組んでいく。

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