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構造計画研究所/次世代海上コンテナ輸送研究所を熊本県に設立

2019年10月02日/SCM・経営

構造計画研究所は10月2日、オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン(ONE ジャパン)と共同で、熊本県菊池郡大津町に「次世代海上コンテナ輸送研究所(Advanced Ocean Container Transportation Engineering Lab)」を事業組合として設立したと発表した。

<次世代海上コンテナ輸送研究所のロゴマーク>

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積み付けプラン作成業務を強化・拡充し、さらなる運航の効率化を追求するため、「次世代海上コンテナ輸送研究所」を設立し、構造計画研究所のライナー・プランニングセンターは、同組合の構成員として事業を継続する事になった。

積み付けプラン業務の中核拠点として、構造計画研究所のオペレーションズ・リサーチ技術やデータ分析技術を活用しながら積み付けプランの高度化に取り組み、日本における海技伝承・発展の拠点としても活用していく。また、同拠点の海技的知見を活用しながら安定的な海上輸送と高付加価値の輸送品質を提供していくとしている。

■概要
組織名:次世代海上コンテナ輸送研究所
Advanced Ocean Container Transportation Engineering Lab
事業開始日:2019年10月1日
所在地:熊本県菊池郡大津町室1315 熊本構造計画研究所内
事業概要:コンテナ船に対するコンテナの積み付けプランの作成を実施。船のバランスや強度(安全性)、荷役効率等を考慮したプランを作成し、海外の積み付け現場に積み方の指示を行う。ONE全船220隻の内、約3分の1のコンテナ船を担当。荷役作業に伴う本船物損事故の処理・求償、コンテナ固縛資材の発注。管理などの付帯業務等も行う。

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