日本郵船が10月31日に発表した2020年3月期第2四半期決算によると、売上高8247億3700万円(前年同期比9.9%減)、営業利益158億3600万円(前期は41億9400万円の損失)、経常利益160億1900万円(前期は90億2900万円の損失)、親会社に帰属する四半期純利益111億2300万円(前期は97億9500万円の損失)となった。
セグメント別の業績は、定期船事業が売上高1036億円(31.0%減)、経常利益97億円(前年同期は188億円の損失)。航空運送事業が売上高363億円(24.8%増)、経常損失91億円(前年同期は79億円の損失)。物流事業が売上高2382億円(10.4%減)、経常利益23億円(28.1%減)。不定期専用船事業が売上高4003億円(3.5%減)、経常利益142億円(10.1%減)。
定期船事業では、コンテナ船部門がONE(Ocean Network Express)による収支の大幅な良化を受けて業績が大幅に改善し、全体の黒字化にも寄与した。
通期は、売上高1兆6800億円(8.2%減)、営業利益405億円(265.4%増)、経常利益370億円、親会社に帰属する当期純利益260億円を見込んでいる。