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CBRE/インアゴーラの物流拠点構築の支援でプロジェクト完了

2019年11月29日/物流施設

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CBREは11月29日、中国消費者向け日本商品特化型越境EC事業を展開するインアゴーラの物流施設の移転で、移転先の賃貸借における仲介と物流拠点構築の支援を行い、2019年4月にプロジェクトが完了したことを発表した。

CBREは、2018年1月にインアゴーラより物流拠点の移転に関する賃貸借契約の仲介業務および物流拠点構築に関するアドバイザリー業務を受託した。このプロジェクトの実施により、東京都江東区に構える物流拠点機能は、千葉県松戸市に2019年4月に竣工した、地上4階建ての最新鋭の物流施設に移転され、延床面積約1万6000m2のスペースが、新たな国内最大の物流拠点「インアゴーラ ロジスティクスセンター」となった。

物流拠点の構築のための物件選定支援業務において、「倉庫賃料」、「配送費」、「人件費」のトータルコストのシミュレーションを実施し、クライアントの物流戦略に最適なエリアとして、千葉県内に立地する施設を提案し、拠点構築プロジェクト遂行にCBREが貢献した。

このプロジェクトを統括したインアゴーラ 物流責任者の谷口彰平氏は、「ビジネスの急拡大に伴い、江東区の物流センターは手狭になっていたので、さらに豊富な品揃えや迅速な配送を追求し、多様化するお客様のニーズに応るためには、オペレーションの効率化・高度化を実現できる建物や場所へ移る必要があった。CBREには、人口動態や子育て世代などの統計調査など、物件情報だけでなく、エリアに関する的確な情報を提供してもらい、全面的にサポートしてもらったおかげで、高品位な物流サービスを提供可能な場所へ無事に移転できたと実感している」と述べている。

また、CBREアドバイザリー&トランザクションサービス インダストリアル営業本部 首都圏営業本部の中村正規シニアコンサルタントは、「今回の物流施設の移転に伴うコストシミュレーションでは、賃料コストや輸送コストだけではなく、ワーカーの賃金などに対しても事前に調査を行った。人件費については、CBREで蓄積している、物流施設の主要集積地の求人データをフルに活用し、物件賃料だけではない全体コストを試算することで、顧客のニーズに合致したエリアを提案することができた。今後も、顧客の要望に応じた付加価値の高いサービスを提供できるように努力していく」と話している。

■プロジェクト概要
担当部署:アドバイザリー&トランザクションサービスインダストリアル営業本部
企業名:インアゴーラ
施設:インアゴーラ ロジスティックスセンター
所在地:千葉県松戸市稔台5-13-3
開設:2019年4月
規模:敷地面積約7900m2、延床面積約1万6000m2 地上4階建
CBRE業務:物流拠点構築アドバイザリー,施設賃貸借仲介

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