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リコー/中国広東省に複合機などの新工場、4月稼働

2020年01月09日/生産

リコーは1月9日、中国広東省東莞市に設立したオフィスプリンティング機器の生産会社Ricoh Manufacturing (China) の新工場が4月に稼働すると発表した。

<完成イメージ>

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Ricoh Manufacturing (China) は、2017年11月にグローバル生産体制強化の一環として設立した新会社。

新工場はオフィスプリンティング機器のグローバル集約生産拠点として、IoTによる販売・製造データの活用や、最先端のロボットや自動化設備の導入などによりデジタルマニュファクチャリングを推進する。

従来は消費地拠点で行っていたカスタマイズ生産を高効率化するほか、客先での稼働データと製造データを一元管理することで、機器の稼働品質の向上を目指す。

さらに、CO2の徹底的な削減に取り組むリコーグループ環境最先端工場として、太陽光発電設備や置換換気・空調システム、自然採光・自然換気などを積極的に採用し、脱炭素社会の実現にも寄与する。

なお、新工場の生産開始に伴い、中国国内の生産拠点を再編し、2020年春にはRicoh Asia Industry (Shenzhen)、2020年秋にはRicoh Components & Products (Shenzhen)の生産をそれぞれ終了。生産拠点の再編により、グローバル生産体制でのデジタル技術を活用した次世代生産システム構築を加速させる。

また、アジア地域の集約量産拠点であるタイ王国・ラヨーン県のRicoh Manufacturing (Thailand)と連携して主要複合機の並行生産を強化し、部品共通化や最適なサプライチェーンの構築を進めることで、顧客ニーズへの迅速な対応とBCP強化を図っていく。

■Ricoh Manufacturing (China) の新工場
所在地:中国広東省東莞市鳳崗鎮
敷地面積:9万m2
建屋面積:7万m2
事業内容:オフィスプリンティング機器の生産(複合機、プリンター、周辺機、電装品等)
稼働開始:4月

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