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リコー/世界包装機構コンテストで複写機用新循環型エコ包装が受賞

2018年05月16日/IT・機器

リコーグループのリコーテクノロジーズ、リコーロジスティクス、リコーインダストリーは5月8日、世界包装機構(WPO:World Packaging Organization)主催の「ワールドスター2018」コンテストで、共同開発した「複写機用新循環型エコ包装」が「ワールドスター賞」を受賞したと発表した。

<受賞した包装材>
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ワールドスター賞を受賞した「複写機用新循環型エコ包装」は、従来活用していた循環型エコ包装に比べ、循環効率や、耐久性をさらに向上させるために、設計上の工夫が施されている。

包装材回収時のスタック性改良により、体積を最小限に縮小し、低コスト、高効率な回収を実現する。

軽量化と繰り返し使用時の耐久性確保を両立し、自社の構造解析技術を用いることにより、従来の循環型エコ包装に対し約45%の減量を図りつつ強度確保を実現し、作業者の負荷軽減と作業効率の向上が見込まれるとしている。

この結果、さらに「材料使用量」と「CO2の発生量」を抑制し、最小限にした「新循環型エコ包装」は、使いきり型の包装材と比べて大幅な環境負荷低減を実現する(2018年度見込み 材料使用量:年間91.2t低減、CO2発生量:年間153.7t低減)。

なお、このコンテストは、各国の包装団体で表彰された最新の技術やアイデアを備えたパッケージの中から、さらに厳選して世界に紹介することを目的として開催される国際的なコンテスト。

保護性・保存性、使いやすさ、デザイン性、経済性、環境対応性などが考慮され、今年度は38か国318点の応募から200点がワールドスター賞を受賞した。日本からは、日本パッケージングコンテスト受賞作品からエントリーした26点が受賞した。

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