阪急阪神エクスプレスが1月9日に発表した2019年12月の航空輸出入取扱実績によると、航空輸出取扱件数は1万1993件(前年同月比16.0%減)、取扱重量は3818トン(42.0%減)となった。
件数は14か月連続、重量は12か月連続で対前年マイナスだった。
TC-1向は、米国北東部向と中西部向が堅調で、その他地域も緩やかに推移し、全体では重量ベースで14か月振りにプラスへ転じた。
TC-2向は、好調だったインフラ関連の荷動きが鈍化し、全体では重量ベースで21か月連続で前年実績を下回った。
TC-3向は、主力の中国向は復調の兆しを見せたものの、前年同期に好調だった反動減の影響が大きく、全体では重量ベースで12か月連続で前年実績を下回った。
なお、輸入の取扱件数は1万2922件(8.9%減)と3か月連続で対前年マイナスとなった。
品目別では、電子部品関連とブランド品関連が底堅く荷動きした。