米インフォアは3月5日、国際的に事業を展開する大手銀行グループであるスタンダードチャータード銀行にインフォアの「Infor Nexus」を提供する戦略的提携に合意したと発表した。
金融サプライチェーンをデジタル化することで、同行の顧客はサプライチェーンの遅延と摩擦を最小化でき、さぷらいやは資金調達能力を向上できる。
Infor Nexusは、これまで手作業で行われてきた発注書や請求書、輸送書類などの、様々な商取引文書のデータ照合プロセスを変革する。取引過程の重要な局面でサプライヤが迅速に資金調達できるようになり、貿易融資サイクルが短縮され、結果として商品の納期が保証される。
スタンダードチャータード銀行は今回の戦略的提携により、顧客のニーズに応じてインフォアおよびInfor Nexusのネットワークを照会することで、世界中で6万5000社が利用するネットワーク上で、顧客が文書と業務プロセスを電子化し、自動照合できるように支援する。
Infor Nexusは、顧客に幅広い金融サービスを提供するだけでなく、バイヤの当てがいないサプライヤでも、グローバルでオンボーディングや継続的なサービス、サポートを受けることができる。さらに、スタンダードチャータード銀行はこの提携により、非効率な調達や支払処理を改善するデジタルトランスフォーメーションソリューションを進め、顧客との関係強化と、同行自身の変革と成長を実現する。