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ANA/3月期の貨物事業、国際・国内線ともに減収

2020年04月28日/決算

ANAホールディングスが4月28日に発表した2020年3月期決算によると、貨物事業の売上高は国際線が1026億円(前年同期比17.9%減)、国内線が255億円(7.0%減)となった。

輸送重量は国際線が86万6000トン(5.2%減)、国内線が37万3000トン(5.2%減)だった。

国際線貨物では、米中貿易摩擦をはじめとする世界経済の減速を受け、日本発・海外発貨物ともに通期で需要が低迷。2月からは新型コロナウイルスの影響で多数の減便が生じ、輸送重量・収入ともに前期を下回った。

路線ネットワークでは、7月から成田=上海(浦東)線、10月から成田=シカゴ線へ大型貨物機ボーイング777F型機を導入し、比較的需要が好調な半導体製造装置など大型特殊貨物の需要を取り込んだ。第4四半期には、新型コロナウイルス発生に伴う緊急物資輸送などに対応した。

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